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FIREするなら何歳? 3つのルートで考える/日本経済新聞

2021/09/21 ライフプラン

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3つのリタイア年齢のパターンを示し、FIREを現実化する方法を考えてみます。

FIREするなら何歳? 3つのルートで考える

 

日本でも話題となっている

FIRE(Financial Independence, Retire Early、経済的独立と早期リタイアを目指すムーブメント)を取り上げてきました。

 

最後に3つのリタイア年齢のパターンを示し、FIREを現実化する方法を考えてみます。

「真夏の夢」を夢で終わらせない選択肢を探してみましょう。

 

 

海外FIRE本はアラフォーでのリタイア推し

海外、特にアメリカで著されたFIRE本は、40歳前後の早期リタイアという大きな目標を掲げます。

これは確かに夢のある話です。

 

しかし実現性を考えると難しいものがあります。

日本でいえば早い段階で年収600万円以上、できれば1000万円を目指すようなキャリアアップが欲しくなり、

また毎年年収の50%以上をためるくらいの節約も継続する必要があります。

 

資産運用においても国内外へのインデックス投資では物足りず、高いリスクを取った運用を模索することになります。

そのための時間的リソースも大きな負担となるでしょう。

 

それでも、あなたがもし20歳代で覚悟をもってチャレンジするなら、FIREを真剣に目指してみてください。

周囲に笑われても気にする必要はありませんし、むしろ伏せておくくらいがいいでしょう(カネ目当てで近寄ってくるような偽物の友情にも注意してください)。

 

 

日本では50歳代あるいは60歳が現実的?

日本人が著したFIRE本がいくつかありますが、50歳代でのリタイアを実現した人が多いように思います。

もしかしたら、「50歳代」というのは日本人のFIREにちょうどいい時期かもしれません。

 

50歳代というのはある程度ビジネスキャリアも成熟し、体力的にはピークアウトとも向き合う頃合いです。

そこまでのあいだしっかり資産形成をしていけば、稼ぐ時間も投資を行う期間も30年以上の十分な期間を確保できます。

投資においても長期運用が実現されれば、納得のいく資産形成にたどり着ける可能性があります。

 

リタイア後の自由時間もバランスがいいように思います。

30~40歳代でのFIREはしばしば、「仕事からの逃避」だけに目的があったりしますが、

実際仕事を辞めてみると有り余る時間を前に途方に暮れてしまうことがあります。

 

50歳代でのリタイアは、老い(残された時間の大切さ)を意識しつつ、

仕事から離れて何かやりたいことをみつけるのにはちょうどいいタイミングです。

 

準備額のことを考えても、10年ないし15年分の資産形成でよいので

「40歳代FIREよりも準備目標額は低く、準備期間は長く」なります。これもまた実現性を高めることにつながります。

 

 

「60歳リタイア」の実現を意識

拙著「日本版FIRE超入門」で私が提案しているのは、日本人に向いたFIREは

「まずは60歳」「可能なら50歳代」というものです。

 

子育てや住宅ローン返済を同時並行でこなしつつ、経済的自由を目指す場合、数十年分の資産形成はなかなか大変です。

 

まずは「5年」の経済的自由を手にすることを目指します。

これは「定年退職」年齢ですっぱり辞める、というシンプルな区切りでもあり、目標としても分かりやすいものです。

 

何よりも「会社に頭を下げて5年しがみつく」というイメージ

(継続雇用は本来、そういう意味合いではないですが)から解放され、60歳で自由になるのは気持ちよいものです。

 

退職金・企業年金も基本的に満額、公的年金水準も60歳までの加入履歴に基づきもらえるので、

「60歳からの5年間」の生活費が「老後に2000万円」に加えて確保できれば、心配なくリタイアできるでしょう。

いわば「プチFIRE」です。

 

 

つづきはこちらから

 

 

 

【参考元:日本経済新聞

 

 

 

 


 

 

 

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