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2023/06/30 ライフプラン
投資初心者の方にまず投資先として考えていただきたいのが、投資信託
10万円の少額からでも資産運用できる商品はあるのかと感じている方も多いですが株式投資や投資信託など、10万円程度の少額でも購入できる投資商品はいろいろあります。
以下でおすすめの少額資産運用の方法について解説していきます。
株式投資とは、企業が資金を集めるために発行する「株式」を購入して、株主となる投資方法です。配当金・株主優待をもらうことで金銭的な利益を得ることや、購入した株式が値上がりしたタイミングで売却し、売却益を得ることができます。多くの個人投資家が株式投資から投資を始めています。
現在の日本では、基本的には最低100株から「株式」を購入しなければなりません。しかし一部の証券会社では「単元未満株」と呼ばれている100株以下の株式からでも購入可能なサービスを展開しています。そのため、数千円〜数万円程度から「株式」を購入することも可能です。
株式投資を始めてみたいという方であれば、最低購入株数が少ない証券口座を使って、少額資産運用からスタートさせてみると良いでしょう。
いきなり100株から購入してしまうと、仮に投資先の企業が廃業・経営悪化してしまった際には取り返しがつかない可能性も十分あり得ます。
まずは、小さい金額から分散投資することで、リスク・リターンにも慣れてくるでしょう。
投資初心者の方にまず投資先として考えていただきたいのが、投資信託です。
投資信託とは、個人投資家は投資産運用のプロに資金を預け、その資金をプロが株式や債券などに投資する金融商品です。個人投資家は、投資信託の分配金や、値上がりした際の売却益を期待できます。数千円〜数万円の少額からでも十分投資ができるため、人気の投資先となっています。
NISA・iDeCoなどの節税対策も可能なため、節税メリットを生かして実施している方も近年増加傾向にあります。節税対策をすれば、より多くの資金を手元に残すことができます。
「株式投資」との大きな違いは、「投資信託」では株式・債券を資産運用のプロが取引してくれるという点です。「株式投資」では売買・選定は自分自身で判断しなければなりません。
「投資信託」はさまざまな「株式」「債券」に広く分散できるメリットがありますが、一方でプロに運用を任せる分、手数料が多く取られてしまうデメリットもあります。
高配当株ETFは上場投資信託とも呼ばれています。日経平均株価やNYダウなど、主要な株式市場の指標に連動するように運用される投資信託です。市場全体が上がり調子にあれば、その恩恵を享受しやすく、比較的初心者向けの投資商品と言えます。
特に米国高配当ETFの人気が高まってきており、資産形成の1つの分散先に高配当ETFを組み込む方も増えています。
多くの「投資信託」では、配当金を自動再投資する商品が多い中、高配当株ETFであれば、配当金を受け取るか、再投資するかを自分で選択できるところも魅力の1つです。
投資初心者の方であれば、ぜひ検討していただきたい投資商品です。
不動産クラウドファンディングとは、不動産を購入したい事業者が、投資家からインターネットを通じて資金を集め、不動産を購入・運用するためのスキームです。出資を募った事業者は、不動産の運用益を投資家に分配する仕組みになっています。比較的新しい投資商品です。
「不動産投資を始めてみたいけれども、初期費用が大きすぎて手が出せない」という方には、不動産クラウドファンディングはとてもおすすめの投資手法です。特に、LIFULLの不動産クラウドファンディングなら、1口1万円から投資が可能なので、余剰資金が少ない方であっても手軽に投資できるでしょう。
しかしながら、不動産クラウドファンディングでは「節税メリット」が実物の不動産投資と比べると弱いため、収益にかかる税金コスト面は十分確認してから投資することが大切です。
10万円未満から資産運用することにメリットがあるのかどうか、疑問に感じてしまう方も多いのではないでしょうか。10万円から資産運用をスタートさせても、受け取れる利息はわずかと感じることも多いでしょう。
しかしながら、10万円未満からでも資産運用することで、「資産運用のノウハウ」を実践的に学ぶことができるでしょう。
そこで、10万円未満から資産運用することのメリットについて解説していきます。
10万円未満という資産の少なさから、一括・集中投資することを未然に防げることが大きなメリットです。少額である分、投資後の大暴落のダメージも小さいでしょう。
資産の大部分を投資の知識がない方が集中投資してしまうと、投資直後の大暴落が起きた場合には、大きく資産を溶かしてしてしまう可能性があります。
例えば、2020年に発生した突然の「コロナショック」によって、大半の企業の株価は下がり、アメリカの代表指数S&Pにおいても大暴落を起こしました。
この大暴落に対して、初心者投資家の方がメンタルを保って生活・資産運用を続けられるのかは難しいです。その点、少額からスタートをしていれば、投資後の大暴落に対しても落ち着いて判断ができるでしょう。
10万円未満の少額から投資していくことで、リスクが少ないままで資産運用のリスク・リターンに慣れることができるでしょう。
景気の上昇局面では、自分の資産の増加に喜びを感じたり、下降局面では、焦りや不安を感じたりと、資産の値動きに対して一喜一憂することに早くから慣れることで、投資家に必要な安定したメンタルを作ることができるはずです。
リスクやリターンに慣れて、安定した精神で投資ができるようになって始めて、より大きな金額で投資してみることを考えるのがおすすめです。
また、資産運用を始めることで、世界の景気の動向をより気にするようになったり、より興味・関心をもって新聞・ニュースを見ることなどが可能になったりします。
「複利の効果」とは、資産運用で得られた利息がさらに利息を生んでくれる相乗効果のことを指します。「複利の効果」は投資を早く始めれば始めるほど強くなります。
つまり、少額から資産運用を始めても意味がないという理由から、なかなか始めない方は「複利の効果」をみすみす手放してしまっているというわけです。
仮に、10万円から資産運用をはじめて、利回り3%で運用できたと仮定した場合には、5年後には「11万円程度」まで元本が膨らんでいます。
元本 | 利息 | 利回り | |
---|---|---|---|
投資前 | 10万円 | 0 | 3% |
1年後 | 10万円 | 0.3万円 | 3% |
2年後 | 10.3万円 | 0.31万円 | 3% |
3年後 | 10.61万円 | 0.33万円 | 3% |
4年後 | 10.93万円 | 0.33万円 | 3% |
5年後 | 11.26万円 | 0.34万円 | 3% |
このような「複利の効果」を最大限に生かしたいと考えているのであれば、早いうちから投資を始めることが大切になります。
10万円の少額から資産運用をはじめてみることで、「資産運用を実践的に学べる」というメリットがありましたが、もちろん投資にはデメリットもつきものです。
そこで、10万円未満の少額から資産運用することのデメリットについても解説していきます。
資産運用を始めることで、運用期間中は資金拘束が発生してしまう点が最大のデメリットです。
そもそも資金が少ないから少額投資をしているのにもかかわらず、資金拘束されてしまうと生活が厳しくなってしまう方もいるでしょう。生活に余裕ができる程度の余剰資金の範囲内で投資をするのがポイントです。
資産運用を始める際には、しっかり収入と生活費のバランスを見直し、家計の収支バランスを見定めて投資金額を決めていく必要があるでしょう。
少ない資金で狙えるリターンは当然そこまで大きなものではないので、余剰資金が少ないのであれば、無理をして投資する必要もありません。
また、投資資金を増やすために副業をしてみたり、転職して年収アップを狙ってみたりしても良いでしょう。
今まで紹介してきた資産運用の方法はどれも「元本保証」がついていません。そのため、資産が減少してしまう可能性も十分に考えられます。
しかしながら、15年〜20年の長期投資であれば、歴史的にみても大きく損をする可能性は少ないです。生活余剰資金を持った状態で投資することで、景気の下落局面でも手元の現金で耐えることができます。
家計の収支バランスをしっかり検討して、生活余剰資金とは別で投資を進めることが大切です。
とはいえ、10万円以下で投資をするのであれば、もし万が一元本割れしてしまったとしても、そこまでダメージは大きなものにはなりません。あくまで少額投資の範囲であれば元本保証がないことはそこまでデメリットにもならないのではないでしょうか。
少額から資産運用をはじめることで、「リスク資産に慣れる」「資産運用のノウハウを学べる」「複利の効果を感じられる」などのメリットがあります。
たしかに、少額からでは得られる収益も小さく、投資する方が返ってリスクが大きいのではないと感じる方も多いでしょう。
しかしながら、少額からでも早期に投資をはじめた方は着実に資産形成のノウハウを身につけ、家計の支出を見直して行動できるようになります。
少額からでも資産形成をスタートさせることで、将来の家計に大きな財産を残したり、資産形成のノウハウは今後も使える知識となります。
不動産クラウドファンディングなら、1口1万円から都心の高級マンションなどのさまざまな不動産物件に投資可能です。そちらもぜひ検討してみてください。
参考元:【【ホームズ】10万円からの資産運用は意味ない?少額投資のメリットについて | 不動産投資コラム[ブログ] (homes.co.jp)】
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