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貯金よりも投資!今、女性の不動産投資家が増えている4つの理由 

2020/05/30 不動産投資

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ワーク・ライフ・バランスが重要視されるなかで、女性の働き方が 多様化しています。

結婚後も仕事を続けたり、キャリアアップを 図ったりと、経済的に自立した人も増えてきました。結婚や出産、 子育てなどライフイベントが多い女性にとって、将来に向けた資産 形成は気になるところ。その中でも「不動産投資」に注目する女性 が増えているようです。

貯蓄だけでは資産形成が困難?

女性が社会で活躍する機会が増えるとともに、結婚、出産、育児、老後の生活などさまざまなライフステージが考えられるようになりました。

一方で、2019年7月に厚生労働省から公表されたデータ(平成30年度雇用均等基本調査)によると、課長相当以上の管理職に占める女性の割合は11.8%にとどまっています。出産や育児のために離職して、非正規雇用として働き続ける女性も少なくありません。

また、働く待遇についても男性と比べると格差があります。厚生労働省の調査(『賃金構造基本統計調査』)によると、35~39歳男性の賃金がおよそ328万円なのに対し、同年代の女性は256万と大きく差がひらいています。

 

参考:厚生労働省「賃金構造基本統計調査(2019年)性、年齢階級別賃金の推移」


さらに2019年時点で日本人の平均寿命は、女性が87.32歳、男性が81.25歳。(厚生労働省 平成30年簡易生命表より) 高齢化が進むなかで年金などの社会保障についても不安が増すばかりです。

2019年に金融庁が発表した老後資金の試算では、最大2,000万円の試算が必要と算出されています。ライフスタイルにより必要な金額は前後するともいわれていますが、将来に備えた行動として貯蓄が必要です。

 

実際に、個人の金融資産で現金・預金をしている人は日本人口の約半分と言われています。ですが、この金額を手にするためには仮に、毎月3万円の貯金をしたとして約55年続けていかなければなりません。

コツコツ貯蓄を増やしていくことも大事ですが、今は低金利時代。普通預金の平均金利が0.001%となり、100万円の預け入れに対して10円ほどの金利にしかならず、貯金で資産が増えることはありません。

 

男性と比べて賃金が低く、さらにライフイベントによって働き方も左右されやすい女性だからこそ、将来を見据えたときに貯蓄以外での資産形成が必要です。そこで注目されているのが不動産投資なのです。

それでは、女性にとって不動産投資がおすすめな理由を見ていきましょう。

 

理由1 ライフバランスをとりやすい

女性の場合、結婚後の出産・子育てなどで、一時的に働くことができない、もしくは収入が減ってしまう可能性があります。さらに、家事や子育てに忙しい女性が時間を作り出すのは簡単なことではありません。

 

不動産投資は、購入前に必要な知識を身につける必要がありますが、購入後は基本的に管理会社に委託をするため管理にほとんど手間がかかりません。

出産前後や子育てで働けない期間も安定した収入が見込めるので、ライフバランスもとりやすく、長期的な資産形成ができるのです。

理由2 女性目線の物件選びができる

不動産投資には、女性ならではの目線が物件選びに役立ちます。

たとえば、立地条件。駅近物件なのか、スーパーや商店街が近くになるかなど、買い物の利便性があるかどうかに気づくのは女性ならでは。

また、男性より女性の方が、高い防犯意識を持っています。最寄り駅からの物件までの道のりは暗くないか、女性が一人で歩いても安全な環境が整っているかどうかは重要視するポイントのひとつです。

 

そのほかに、内装へのこだわり、オートロックなどの防犯設備、日当りなど、物件について女性ならではの視点は、入居者の住みやすさにもつながります。女性の方が優良投資物件を見つけやすいかもしれませんね。

理由3 安心、安定した収入が入る

株式やFX投資のように流動性が高く、ハイリスク・ハイリターンの投資方法に対して、不動産投資はミドルリスク・ミドルリターンと言われます。短い期間で売買を行う株式投資は一攫千金になるかもしれませんが、価格変動が激しく、価格が急激に下がることで不安になってしまう人も多いでしょう。

その点、不動産投資は銀行金利よりはるかに高い利回りが見込めるほか、短期間で大きく価格が変動することはないので、株式投資のように一喜一憂をしなくてすみます。

さらに、一度入居者が決まると家賃収入が比較的安定して入ってきます。ストレスが少なく、取り組みやすい投資方法と言えます。

理由4 リスクヘッジになる

結婚、出産、子育て、離婚や親の介護。しっかりとライフプランを立てていても、人生では思わぬトラブルが起こることもあります。また、景気の悪化により思ったような資産形成ができないこともあるかもしれません。

そんな時に働かずとも得られる収入は、いざという際の備えになります。不動産投資を行うことで家計が助かる場面もあるかもしれません。

定年退職までにローンを払い終えておくと家賃収入として得られる額も大きくなるので、たとえ目標貯金額を貯めることができていなくても、心にゆとりを持って過ごすことができます。

 

また、不動産投資に資格は不要ですので、不動産投資家に転身して、投資で収益をあげることもできるかもしれません。

まずは身近な環境から

不動産投資が気になったなら、今住んでいる住宅環境でシミュレーションをしてみましょう。単身者が多いエリアなのか、ファミリー向けのエリアなのか。物件の価格帯はどれくらいで、公共施設はあるのか。もし投資をするなら戸建てか、区分か、一棟か。何気なく見ていた風景も、今まで気づかなかった新しい発見ができるかもしれません。

 

また、不動産投資が比較的安定している投資方法とはいえ、リスクが0ではありません。信頼できる不動産会社を探して、専門家にアドバイスを受けることもおすすめです。

まとめ

豊かに充実した人生を歩むためは、仕事を続けながらも資産もつくっていく必要があります。男性よりも賃金が低く、出産・育児による休職などの可能性もある女性であれば、なおさら資産に対して向き合いたいもの。そんな中で女性だからこそ不動産投資をおすすめしたい理由についてみてきました。


手頃な資金からはじめることができる不動産投資もありますので、まずは雑誌を読んだり、不動産セミナーに足を運んでみたりすると、新しい気づきがあるかもしれません。

 

【筆者:ワイズアカデミー(株)】

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