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東急不動産、ＮＹ中心部に２５０ｍオフィスビル…すでに８割超テナント入居／msn.com

2022/10/27 不動産ニュース

01. 米大手ヘッジファンドのシタデルが全体の約６割を賃借

高さ約２５０メートルの高層オフィスビル「４２５パーク・アベニュー」の開所式を行った

東急不動産は２６日、米ニューヨーク市中心部に建設した高さ約２５０メートルの高層オフィスビル「４２５パーク・アベニュー」の開所式を行った。すでに８割超のテナントが埋まっており、リモート勤務が普及する中でも、利便性の高さから需要は底堅いという。

　同ビルは４５階建てで、セントラルパーク近くのオフィス街に立地する。延べ床面積は東京ドーム１・４個分に相当する約６万４０００平方メートルで、総事業費は約２５００億円。２０１９年開業予定だったが、コロナ禍の影響などでずれ込んだ。

　テナントは金融機関が中心で、米大手ヘッジファンドのシタデルが全体の約６割を賃借する。岡田正志社長は「海外での事業拡大に向けた一つのステップにしていきたい」と話した。

　ニューヨーク市中心部では今月、三井不動産の高さ約３００メートルの高層ビルが完工するなど、日本の不動産会社による開発が相次いでいる。

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