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東京都品川区の大井競馬場駐車場跡地で複合施設の開発計画が進行中。品川・大井町の再開発と相乗効果を期待/健美家

2023/06/09 不動産ニュース

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稼働率が低下した大井競馬場第3駐車場を活用し、複合施設を建設すると発表

計画建物は東西で2つに分かれており、東側で計画されているのは商業・オフィスビル、西側の建物はミュージカル劇場となる

劇場・商業施設・オフィスを含む複合施設を開発

 

東京都品川区の大井競馬場などを運営する東京都競馬株式会社は、稼働率が低下した大井競馬場第3駐車場を活用し、複合施設を建設すると発表した。

 

「東京都競馬株式会社」という会社名を耳慣れないと感じる人もいるかもしれない。

 

プロ野球など他のスポーツでもよくあることだが、競馬場の運営と競馬事業の運営者は別々に分かれている。

 

競馬事業そのものはJRA(日本中央競馬会)が担っている一方で、競馬場の運営・維持管理は、東京都競馬などの別会社が管轄している。東京都競馬は大井競馬場の運営者というわけだ。

 

なお、東京都競馬は、大井競馬場のほかにも群馬県にある伊勢崎オートレース場を伊勢崎市に賃貸しているほか、西東京・あきる野市の遊園地である東京サマーランドを経営している。

 

複合施設の建設現場となる大井競馬場第3駐車場は、大井競馬場から見て北に隣接する場所に位置している。

 

大井競馬場の最寄り駅は東京モノレールの大井競馬場前駅だ。東京モノレールは浜松町から羽田空港までをつないでいる。浜松町から大井競馬場前までは、2駅で所要時間は8分だ。

 

そのほか、京浜急行の立会川駅からも徒歩10分の距離となっている。品川から立会川までは、急行で5分・各駅停車で10分だ。

 

東京モノレールと京浜急行は羽田空港までつながっており、競馬場周辺には倉庫も多数立ち並んでいることを鑑みれば、特に物流関連の企業にとっては良い場所と言えそうだ。

 

実際に、大井競馬場前駅の周辺にある倉庫は、佐川急便や三井物産の関連会社などに使われている。

 

計画建物は東西で2つに分かれており、東側で計画されているのは商業・オフィスビル。こちらは地上8階建てで、1階から3階までが商業施設、4階から8階までがオフィスとなる。

 

なお、計画地の隣には「ウィラ大井」というショッピングモールが建っており、こちらの管理運営も東京都競馬が担っている。

 

計画建物の東棟はウィラ大井と連絡橋で接続される予定。近隣住民にとっては買物が便利になりそうだ。

 

西側の建物は地上4階建てで客席約750席を備えるミュージカル劇場となる。

 

品川区と言えば大井町に劇団四季の劇場があったが、コロナの流行と大井町駅前の再開発に伴い2021年に閉館していた。

 

現在では、劇団四季は有明の劇場で公演をしており、再開発建物の劇場にどの劇団が来るのかは不明だ。

 

しかし、品川からもアクセスが容易な場所に劇場ができるとなれば、多くの人を集めることになるのではないだろうか。建物のオープン予定は2024年4月となっている。

 

品川・大井町周辺の開発と相乗効果を期待

 

前述の通り、大井競馬場は品川・浜松町から電車・モノレールで10分前後の距離にあり、港区の都心からそう遠くない。

 

また、品川駅から高輪ゲートウェイ駅までのエリアでは再開発が盛んであり、隣駅の大井町駅前でも再開発が進んでいるところだ。

 

大井競馬場の駐車場跡地開発は、上記の再開発と比べれば規模が小さいものの、交通アクセスの良さから特に法人の需要は高いと予測される。各地で相乗効果が発揮されることを期待したい。

 

 

 

 

参考元:【東京都品川区の大井競馬場駐車場跡地で複合施設の開発計画が進行中。品川・大井町の再開発と相乗効果を期待|不動産投資の健美家 (kenbiya.com)

 

 

 

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