NAN 株式会社日本アセットナビゲーション

会員登録をされた方、弊社セミナー・個別相談時に会員登録いただいた方はNAN物件情報を含む全てのコラムをご覧いただけます。(入会費、年会費はかかりません)

※パスワードをお忘れの方はこちら

登録

image
SCROLL

みずほグループの優等生「ヒューリック」がコロナ禍も追い風に買収を積極化/ライブドアニュース

2022/08/08 不動産ニュース

image

ヒューリックは、2016年に東京・お台場の大型ホテルを京浜急行電鉄から推定600億円超で買収したのに続き、20年には同・銀座の「ティファニー銀座本店ビル」を買収

買収した電通本社ビルも賃料収益を生み出し始めた

みずほグループの優等生と呼ばれる会社がある。外資ファンドも驚く勢いで都心の大手企業ビルを買収・売却している不動産会社ヒューリック(前田隆也社長)だ。

 

 

「ヒューリックは昨年、東京・新橋汐留の電通本社を特別目的会社を通じて3000億円規模で買収したのに続き、同じく新橋駅近くのリクルートホールディングスの登記上の本社・リクルートGINZA8ビルを買収しました」(メガバンク幹部)

 

 両ビルともに「セール&リースバック」と呼ばれる手法で、電通、リクルートとも売却後もオフィスとして賃借している。

 ヒューリックの買収はこればかりではない。2016年に東京・お台場の大型ホテルを京浜急行電鉄から推定600億円超で買収したのに続き、20年には同・銀座の「ティファニー銀座本店ビル」を買収している。

 

 

「コロナ禍に伴い業績が悪化する中、益出しのために自社ビルを売却する大手企業は少なくない。メガバンク系で資金の備えに心配のないヒューリックは、物件を仕込むまたとないチャンスとみているようだ」(不動産アナリスト)というわけだ。

 

 

そもそもヒューリックは富士銀行の系列会社であった「日本橋興業」が源流で、「1990年代の金融危機時には母体銀行が抱える担保不動産の受け皿会社となった」(メガバンク幹部)という。その後、不動産賃貸会社の千秋商事や芙蓉総合開発、昭栄と経営統合し規模を拡大。並行して保有不動産は巨額な含み益に転じていった。

 

 

 買収物件の売却も積極化している。「今年1~3月期に東急ハンズ池袋店の土地・建物をニトリに売却したのに続き、4~6月期には横浜市のみなとみらい21地区の複合ビルや東京・千代田区などの中規模ビルを10棟まとめて売却しています」(不動産アナリスト)という。

 

 

また、買収した電通本社ビルも賃料収益を生み出し始めた。7月28日に発表した1~6月期連結決算では純利益が前年同期比3%増の369億円となったのをはじめ、売上高、経常利益とも1~6月期として過去最高を更新した。ただ、「コロナ禍でホテル事業は低迷しており、赤字部門となっている。コロナ禍が解消に向かう中、ネックのホテル事業が回復すれば本当の意味での優等生になれる」(みずほ関係者)といえそうだ。

 

 

 

 

参考元:【みずほグループの優等生「ヒューリック」がコロナ禍も追い風に買収を積極化 - ライブドアニュース (livedoor.com)

 

 

 

弊社のご案内している不動産投資とは?

まずはお気軽にお問い合わせください。

(お申込みの際は「資料請求」にチェックを入れお問い合わせください。資料はメールで送付いたします)

541