冷蔵庫のコンプレッサーや洗濯機の稼働音などの低周波の音、
ドアやふすま、カーテンの開け閉めのクレームも多いのですが、
とくにやっかいなのは上階から下階に響く「床衝撃音」に対する苦情です。
マンションでもっともトラブルになりやすく解決が長引くのも、この「床衝撃音」が多いのです。
私が関わっている(公財)住宅リフォーム・紛争処理支援センターの電話相談でも、
いちばん多い苦情の原因は子どもの足音などの「重量床衝撃音」です。
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2021/05/23 不動産ニュース
働き方改革やコロナの影響でリモートワークが推奨されるようになりました。家にいる時間が長くなると、いやでも近所の人たちとの関わりが増えてきます。他住戸から「音がうるさい」とクレームを言われたら、どうしたらいいのでしょう。
まずいちばん大切なことをお伝えします。
マンションに住んでいれば、いつなんどき他の住戸からクレームを言われないとも限りません。
人が生活している以上、生活音はつきものなので、誰でも音の加害者になる可能性はあるのです。
クレームがきたとき、最初にするのは音源の特定です。
クレームはたいてい「お宅の音がうるさいんですけど」といったあいまいな表現でくるケースが多いでしょう。
ですから最初にはっきりさせるのは、
などの項目について、どのように聞こえるのか、できるだけ具体的に聞いてください。
具体的であればあるほど、自身の生活パターンと照らし合わせて、音源の特定がしやすくなります。
冷蔵庫のコンプレッサーや洗濯機の稼働音などの低周波の音、
ドアやふすま、カーテンの開け閉めのクレームも多いのですが、
とくにやっかいなのは上階から下階に響く「床衝撃音」に対する苦情です。
マンションでもっともトラブルになりやすく解決が長引くのも、この「床衝撃音」が多いのです。
私が関わっている(公財)住宅リフォーム・紛争処理支援センターの電話相談でも、
いちばん多い苦情の原因は子どもの足音などの「重量床衝撃音」です。
「重量床衝撃音」は、重く柔らかいものが落ちるので、床材だけではエネルギーが吸収できません。
ふとんやマットのような厚みのあるものを敷けば、衝撃はかなり吸収できますが、部屋中にマットを敷くのは現実的ではありません。
少し難しい話をしますと、床材によって音を防ぎたいのなら、
床材自体が「衝撃音」を出す「音源」より柔らかい材料にする必要があります。
人の歩行や飛び跳ねが「音源」となると、人の足より柔らかな材料が必要なのです。
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【参考元:東洋経済ONLINE】
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